知人にお金を借りる人の特徴  お金を貸してと言われた時の対処

今回は 知人(友達、会社の同僚、恋人、親族)からお金を貸してと申し出されたときに どうすべきかについて書いてみよう思います。

今回この記事を書こうと思ったきっかけは 今まで私自身があまり縁がなかった身の回りでの金銭の貸し借りが、近年やたらと目につくようになってその貸す側 借りる側の様子が間近で観察することが出来たからです。

お金を借りる人の特徴や心理 そしてお金を貸すべきか貸さないかなど いろいろと思うことがありそれを記事にしてみました。

少し長めの文章となります

 

お金を借りる人の特徴 心理と実際の現状

まずそもそも お金を借りる人って どんな人が多いのでしょう?

今回のケースは教育費や何らかの事情により生活費を借りにくるものではなく、ギャンブルや単に生活費の使いすぎなど自業自得な理由でお金を借りにくる ということを前提でお話してます。

 

1. 年収は意外と低くない(貸す側より多いケースも)

2. 借りようとする相手をしっかり吟味してる

3. どちらかといえば貸してくれる人だろう対象を見下してる傾向がある

4. 必要な額以上の金額を借りようとする

5. 基本 嘘つき(言い訳も多く 息を吐くように嘘もつける)

※あくまでも個人的な体験からの感想です

 

 

この特徴は私の身近での人達の共通点です。

または全国のアンケートなどで見る特徴としては

ブランド品や高級なものが好きで見栄を張りたがる
距離感が近く人当たりが良い 気前が良い
約束や時間にルーズ
自意識過剰 大口をたたく

などなどで 身近なお金を借りる人のの中にも当てはまるものはあります。

 

まあ 全てひっくるめて大前提として

収入以上のお金を使ってる=だからお金が足らなくなる

 

というのが一番の理由であることは間違いありません。

要は計画性がないのですね。

 

では次の項目では 私の身近にいるお金を簡単に借りる人の特徴などを照らし合わせてみますね

 

私の周りのお金を借りる人 事例

ケース1 お金を貸した人との関係 会社の仲間 Aくん

これは私の相方さんがお金を貸した人の話。

相手は会社の仲間ですが 私達よりはかなり年下の若いおにいちゃん。

苦労して育ってきた環境や真面目そうな性格 仕事ぶりなどから相方さんはまるで弟のように可愛がり、かなり気に入っていた子でうちにも何度か遊びに来てました。

あるとき、うちの相方さんが旅行にAくんを誘ったのですが 私としては今までの話の流れ的に経済的に大丈夫かな・・・と心配してたらそのこは

いいっすよ~

と なんとも あっさりと即答したのです。

 

 

奥さんと二人で行くので二人合わせて10万~15万の予算だけどダイジョブ?ともう一度確認しましたが

 

全然大丈夫っす!

と 自信満々で答えました

 

ところが 余裕で行けるみたいな口調で旅行を承諾した数日後 なんと

 

お金 2万円貸してください

と 相方さんに連絡が入ったのです。

 

え・・・と私は絶句

全然大丈夫じゃないじゃん・・・と軽い不信の気持ちが湧きました。

 

でも相方さんは120%信用してるし可愛がってるので 私もそれ以上反論も出来ずに

半信半疑ながらも2万貸すこととなりました。

 

そのお金は翌月無事に返ってきたのですが なんと

 

その次の月は今度は 5万貸してほしいと言ってきました。

既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが 私自身はあまりこういう経験がないので

本当に正当な理由でお金がなくて借りに来てるわけじゃない ということを そんなことをする人がこの世の中にいることを知らなかったのです。

 

今回も最初は戸惑い、躊躇しましたが 相方さんの気持ちを汲んで

家にあるお金をあっちから こっちからと必死にかき集めて5万円を作りAくんに渡しました。

 

 

その5万は 最初の2か月は一万円づつ返ってきたけど残りの2万から先がなかなか返ってきませんでした。

同じ職場で毎日顔を合わすのに それについては一言も言い訳や謝罪すらしません。

 

催促してやっと 数か月間をおいて 残りを2回に分けて返してくれました。

 

つまり催促しなかったら返ってこなかった可能性が高いのです。

 

このお金が返ってこなかった間に、私達は他の人からこのAくんについていろいろ話を聞くこととなり 信用は一気に失っていきました。

 

病気の母の為にお金が必要 単身赴任してる奥さんの仕送りにお金が必要と言ってましたが、

 

彼はギャンブル依存症でした。

 

しかも会社も休んでパチンコしてたこともあったり 遅刻も常習犯。

全然ダメダメな子だったのです。

その後また 5万貸してほしいと メールがきました。

そのお金がパチンコに消えていくのはもう分かってたので 断りました。

正直  断る方もとてもつらいです。 

 

いくらパチンコに消えてしまうのが分かっていたとしても・・・

 

彼の特徴は基本的な5項目にプラスとして 見栄貼り、大口をたたく、時間や約束にルーズという特徴がありました。

※後日 このA君と相方さんはとあることをきっかけに口げんかのような言い合いになり険悪な仲になったのちに お互いに誤って とりあえず収まりましたが その仲直りした翌日にまたお金を貸してほしいと言ってきて もう呆れまくりましたが もちろん貸しませんでした ほんといい加減にしてほしいです。。。。

ケース2.お金を貸した人との関係 甥っ子

次の事例は私の甥っ子の話。

この子はお金を借りるのは基本消費者金融で お金を借りるというよりは税金、水道光熱費の滞納 学費の滞納などを繰り返し しいては祖母のお金を盗むといった犯罪(実際には刑事告訴が出来ないケースだそうです)を行ってしまう トラブルメーカーです。

今回は私自身がかかわった具体例を挙げてみます

ある日突然 私の家に遊びに来たいと言ってきた甥っ子。

それは初めてのことでした。

すでに様々な問題やトラブルを起こしてきたのは知ってましたが我が子達は その甥っ子のことは好きだったし、一緒に遊ぶことに関しては全く問題がなかったので街の方に出てカラオケや食事でもしようということになりました。

もちろんお金は叔母である私が全て出しました。

子供達も甥っ子も楽しそうで 私も満足。

 

ところが甥っ子と別れてから家に戻ったら甥っ子から電話がありました。

 

なんと財布を落としてしまってバスで帰れないとのこと。

 

甥っ子の家から私達の家まではバスで約2時間 交通費は片道2500円という遠距離。

 

慌てて 私は5千円を握りしめて 駅にいる甥っ子のもとへお金を届けました

もっとお金を渡しても良かったのかもしれないなぁ・・・と思いつつも

私達もけして経済的に余裕があるわけではなかったし バス代プラスαあれば無事に家には帰れるだろうと思っての金額でした。

この出来事があり 数か月後 甥っ子が更に引き起こす金銭トラブルを目の当たりにして私はようやく悟ったのです。

 

ああ・・この財布を落としたという出来事も実は嘘だったんだ・・・と。

 

ただ この場合はお金を求めていたというよりは自分が困った時にちゃんと対応してくれるかという愛情を確かめたかった気持ちの方が強かったのかもしれません

 

とはいえ 彼もまた人からお金を借りる特徴も全て当てはまってます。

基本の5項目以外では ブランドものなど見栄を張りたがること時間や約束にルーズというのが当てはまってます。 最も彼の見栄貼りの部分は心の鎧の部分が大きいのかなと感じてます。

ケース3 親族

これは現在私が直接かかわっており、お金の問題を改善するために実際にプランニングを行ってる人です。

75歳を過ぎたその高齢のおじさんBさんは 更に年上である85歳のお兄さんから年金月になると

必ずお金を借りに行きます。

年金が入る月なのに?と思うでしょうが 年金で前回借りたお金を返しに行って またその月末ぐらいにお金を借りるのです(意味わかりません)

それを延々と毎回繰り返すのです。

 

本人はお金を返してるのだから また借りることが出来るし迷惑はかけてないと本気で思ってるよう

でも 実際はお金返したことになってないですよね・・・。

 

しかも最近ヒアリングにより分かった事実は

借りたお金をそのまま生活費や必要な支払いに流さずに別のものに使っていたという事実

これもお金を借りる人の大きな特徴ですね

このおじさんBの場合は

1. 電気代が払えないからと お金を借りたその足でビールを買いに行っていた
電気代のはずが→ビール

2. 駐車場のバーを壊した弁償代一括分 全額を借りたが 実際は弁償代は分割にしていた
駐車場のバーの修理代のはずが→別の生活費(ビールや総菜代など)

 

あと 未遂に終わってますが 免許更新の為のお金がないから2万円貸してくれと電話がかかったことがありましたが 免許更新でそんなお金かかるわけがないと思い 免許更新代だけなら貸してもいいよと言うと それから電話がかかりませんでした。

 

この人に関しては現在 金銭管理修復中で 親族から頼まれた全く赤の他人の私が厳しく管理することになりました。

75過ぎた高齢なので性格的なものは変わらないというのは重々分かってるけど 今回は本当にラストチャンス。

もうお金を借りれる相手はゼロなので 年金の中で生活をやりくりするしか他の術がないので否が応でもするしかないと思います。

年金の収入はけして低くはないので本当はもっと豊かに楽しく生活が出来るはずなのに自分で自分の首を絞めてる姿はあまりにも悲惨です。

 

その他の身近なお話

① 私の義理の叔母に当たる人が昔からうちの両親にお金を借りに来てました。

そのおばさんは
・金遣いが荒く、無計画に買いあさる
・人当たりが良く気前がよい

そんな特徴がありました。

自営だったので収入面では不安定だったかもしれないけど収入以上に使わなければ生活は出来ていた思います。

 

② 相方さんの昔の知人が10年ぶりに訪ねてきてこそっとお金を借りにきました

昼の職場に突然訪ねてきて、最初は雑談をしていたのですが用事もないのになぜかずーっと居座るのです。

なんなんだろう? 何かいいたいことがあるけど私が邪魔なのかな?

 

そんな雰囲気を感じた私は一度席を外しました。(まさかお金を借りに来たとは想像しませんでしたが)

すると席を外したその間に借金を依頼してきたようです。

その額は2万。

結局相方さんはさすがに2万は貸せないので5千円だけ貸しました。

二年近く経った今でもお金は返ってきてませんが

私は100%返ってこないと確信していたのと これで相方さんも二度と人にお金を貸さないための勉強代と思ってるので大丈夫です。

因みに相方さん この方の家も知らないし連絡先も知りません。

貸す方も問題ですね(^^;

 

貸す? 貸さない? 対応の仕方

いかがだったでしょうか?

お金を借りる人というのは お金を貸してくれる相手に対して

悪いなぁという罪悪感 や 恥ずかしいという羞恥心はありません。

思っててもその借りる瞬間だけ で毎度すぐに忘れてます。

 

以上を踏まえた上での判断は 基本

貸さないほうが ”本当の意味で相手の為になる” 

 

電気代が払えないとか免許更新代が足らないなんていうのは 日頃の計画性の問題で予測が出来るもの。 お金をその都度貸してたらいつまで経っても経済的な自立が出来ないですよね。

ギャンブルにしてもそうです。

安易に貸してしまったら また貸してくれるからと安心してギャンブルにいそしんでしまいす。

 

例えば 誰かに騙されて大金を奪われてしまった 災害で大きな被害に遭ったということなら出来る範囲で貸してあげたくなりますけど それでも簡単にお金を出さない方が良いと思います。

もし 断るのがどうしても難しいという場合は

 

1.口約束だけではなく公的にも通用する書面での契約を交わすこと。

 

金銭のやりとりに限らずだけど

言った言わない やったやってない なんてトラブルはほんとに多いこと。

物的証拠をきちんと残すというのはとても大事ですね。

1~2万の少額でも一応書面に手書きのサインか指ハンコを押すぐらいはしたいものです。

簡単に貸すわけじゃないよ という意思の現われです。

相手も 返さなきゃいけないな という気持ちがきっと湧くはずです

 

それから これは貸す側も心苦しいかもしれないけど

2.利息を取ること。

相手は利息がかからないから という理由で安易に借りようとすることもあるかもしれませんが貸す側としてはいつ返ってくるか分からないというリスクを抱えて精神的な損失があります。

お金を借りる常習犯の人は人からお金を借りることはあっても貸したことはほとんどない人が多いとので貸す側の気持ちを理解してないことも多いです

 

口では申し訳なさそうに振舞ったり 謝罪したり感謝したりしますが お金を借りるためならそういう演技はいくらでも出来るようです。

なので利息(迷惑料)を取ることを条件にお金を貸すと伝えてみましょう。

それによって 本当に困って借りてるのか それとも安易な気持ちで自分が楽をしたくて借りてるのかが分かるかもしれません。

 

 

私の身近にいたお金を借り人るのケースでは 自分の贅沢が原因でお金に困って借金をするタイプの人ばかり喜だったので つい辛口な内容になってしまいましたが

今回の記事を書くにあたり、いろいろと調べてみたらほぼほぼ 本人が原因でお金を借りるというのが大半の理由ということも分かりました。

 

簡単にお金を借りてしまう人も

簡単にお金を貸してくれる人がいなければここまでズルズルと借り続けることもなかっただろうと 

身の回りの人達を見てつくづく実感しました。

 

なので 自分の為にも相手の為にも

お金は基本的に人に貸さないほうが良いというのが 結論です

ちょっと厳しめの内容になりましたが 以上で記事は終わります

 

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